Photo by Ryo Tokuda
Value & Visionは本日、2016年6月8日で設立10周年を迎えました。
この10年間、Value & Visionはさまざまな方々に温かく、時には厳しく、支えられてきました。守秘義務の関係でお名前はお出しできませんが、仕事をご依頼いただいたお客さまに最大限の感謝の言葉をお贈りしたいと思います。また、仕事をご紹介いただいたり、仕事についてアドバイスをくださったりした方々、会社の設立や運営でお世話になった方々、この場を借りて、みなさまにも改めて厚く御礼申し上げます。
ワープロの誤変換はしばしば笑いを誘います。「10周年」と入れたら、「周年」が「執念」と変換されました。この10年間、正直に申し上げると、「執念」でがむしゃらに突き進んだ、というよりも「自然体」でやってきた、というのが実感です。だから10年間続けてこられたのかもしれません。
「自然体」・・・10年間を振り返り、Value & Visionにとっての「自然体」とは次の様なものだったと改めて認識しています。これらは、コンサルティングでも研修でも共通して言えることです。
どんなに仕事が欲しくても、安直な価格合わせに走らず、付加価値を価格に合わせに行く。お客さまにとっての費用対付加価値(効果)を最大限にすることを常に意識して、行動として体現する
お客さまとの商談の際、費用対付加価値がつけられそうもない、と判断した場合は、決して「押し売り」をせず、潔く撤退する (これはビジネスとして「言うは易く行うに難し」ですが、売る「執念」を捨て、愚直に実行してきました)
仕事を実施する段階でも、ストレッチして、不断に一つ上の付加価値を目指す。何をやるか、どのようにしてやるか、両面で妥協しない
この「自然体」を可能にするのは次のような職業倫理です
お客様の「ほしいもの」を表層的にうのみにしない。ほしい理由をお客様との対話から発見し、お客様にとって「ほんとうに必要なもの」を、お客さまの合意のもとで、ご提案、ご提供させていただく
ご提供する価値がコモディティー化しないよう、日々、今の自分に疑問を投げかけ、自己研鑽を続ける
次の10年に向けて、Value & Visionは、これまでどおり、少数のお客様向けに「付加価値志向」で地道に頑張ってゆきます。今後とも応援を宜しくお願いします。
2016年6月8日
投稿者:
コラム
カテゴリ:
徳田亮
Value & Vision 設立10周年のことば
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Value&Vision の徳田亮と近藤美樹がグローバルリーダー育成、ダイバーシティ&インクルージョン推進、女性リーダー育成、経営コンサルティングなどに関する内容を、エッセイ、分析、対談など、さまざまな形式で綴ってゆきます。