Photo by Miki Kondo
桜満開、新年度を迎えました。
企業向け女性リーダー研修は、本年度に入り、これまでの継続案件に加え、新規企画案件も複数立ち上がってきております。弊社の企業向け研修の特徴は、お客様ごとに手作りで企画する「テイラーメイド」方式で行うことです。 (詳しくはクリック)
多くの企業と仕事をすればするほど、ますます「テイラーメイド」の意義を感じています。その理由は、研修目的は「女性のリーダー人材の育成」と共通していても、企業によって置かれている環境・条件が異なるからです。
個々の企業ごとの「テイラーメイド」がなければ、「女性の活躍推進へのプレッシャーで形式的にやっているのね…」という覚めた見方をされても仕方ありません。
企業の環境・条件には具体的に、次のような点において企業によって違いがあります。
①女性の活躍推進の取り組みの進展度合い
すでに数年間に亘り女性活躍推進に取り組んできた企業もあれば、これから全社的に取り組みを展開しようとしている企業もあります。レビューから始めるのか、一から立ち上げるのかで当然やり方が変わってきます。
②トップダウン対ボトムアップ
トップの号令・陣頭指揮で取り組もうとしているところもあれば、ボトムアップで第一歩を踏み出す企業もあります。前者では、具体的な施策・アクションへの落し込み、後者ではトップの巻き込み、コミットメントの取り付けがポイントとなります。
③女性リーダー研修の対象者
すでに管理職経験のある人、管理職一歩手前の人、若手社員の早期教育など、企業によって研修のターゲットが異なります。職位・世代間による問題意識の違い、年齢層によるライフステージを踏まえる必要があります。
④女性社員を取り巻く環境
女性社員が抱えるチャレンジは、業界や企業によっても異なります。弊社では、業界特性、企業文化、歴史的な背景、女性の数の問題などを深く理解したうえでプログラムを提案しています。
⑤ゴール設定
リーダーになるため意識・行動変革だけなく、企業によって、ビジネススキルの向上を組み合わせたい、女性社員の問題意識を吸い上げたい、女性社員のネットワーキングを強化したいなどニーズに違いがあります。 弊社では、多様なニーズに応えるために、弊社代表の徳田が参画し、ビジネススキルや経営視点の向上などにおけるプログラムのご提供もしています。
ありがたいことに、弊社に発注してくださる企業は、私どもの「テイラーメイド」へのこだわりを理解し、共に「創り上げる」というプロセスに価値を置いてくださっています。すべてのクライアントに、Only Oneのプログラムを提供すべく、全力を尽くします!
2015年4月5日
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近藤美樹
【旧サイト】企業向け女性リーダー研修の展開
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近藤美樹の旧ウェブサイト「Empower Women Leaders Program」に掲載されたブログ(2014年7月~2016年4月)を転記しています。