Photo by Rika Otsuru, MyStyleVacation.com
9月8日に21世紀職業財団が主催する「女性のためのエンパワーメント21世紀塾 特別分科会」で「リーダーシップ」についての研修を行いました。 21世紀職業財団の代表理事である岩田喜美枝さんは、厚労省から資生堂に転身され資生堂初の女性副社長として活躍された方です。昨年初めてお目にかかったとき、その聡明さと “スーパーウーマン”なご経歴にも関わらず謙虚な物腰で接して下さる姿に感銘を受けました。
ご縁あって今回お声をかけていただいた企画は、財団の会員企業向けの研修の一つです。日本を代表する主要企業から「リーダーシップ」に関心のある20名強の女性管理職や管理職候補の方々が参加されました。 当日は、Empower Women Leaders Program(EWLP)のコンテンツから、「リーダーシップに男女差はあるのか?」「これからの、女性のリーダーシップ」をレクチャーし、受講者の方々が最も関心の高かった「女性のリーダーシップスタイルのベストプラクティスとは?」についてグループディスカッションを行いました。
女性だけの研修の特徴は、初対面同士でもオープンに自分の悩みを共有できることです。今回も、受講者の方々がご自身のリーダーシップについての悩みを共有すると、多くの方が同じような悩みを抱えていることがわかったり、職場環境による共通点があったりと共感を呼びました。 まだまだ女性管理職の数が少ない日本企業にお勤めの皆さんに、私自身の経験や私が出会った国内外の女性管理職の事例をご紹介しました。その中に、一つでも受講者の方が実践に活かせる気づきや学びがあったとしたらこの上ない喜びです。
ご自身のリーダーシップの開発に真摯に取り組もうとされている受講者の方たちとのディスカッションは、私にとっても充実した学びの機会となりました。終了後に「とても役に立ちました!」といって下さった方々の笑顔をみて、このような女性たちの活躍を心から支援したいとEWLPのさらなる展開に向けてモチベーションが高まりました。
2014年9月11日
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近藤美樹
【旧サイト】日本企業の女性たちと「女性のリーダーシップ」を考えた(21世紀職業財団での研修)
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近藤美樹の旧ウェブサイト「Empower Women Leaders Program」に掲載されたブログ(2014年7月~2016年4月)を転記しています。