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40代+女性管理職の服装問題 Part 2

Photo by Alliance / PIXTA

前回に続き、40代以上の女性管理職(または候補)の服装のお悩みに対する解決のヒントをお届けします。

 

悩み③:今まで着ていた服がしっくりこない!

解決のヒント③:思い切ってゼロベースから始める

  • 40代になると肩周り、二の腕、背中、お腹周りなどの肉付きがよくなるという残念な体型の変化があります。今まで難なく着ていたジャケットが肩こりの原因になったり、タイトスカートからのぞく膝がもっさり感を醸し出したりします。また顔がくすんでくるので、顔映りのよい色もかわります。

  • 残念ですが、変化を受け容れ、思い切って似合わなくなった服は断捨離することをお薦めします。私は「いつかまた着るかもしれない」と10年前に購入した服をとっておきましたが、10年間、その「いつか」が訪れることはありませんでした。「たまには着てみようか」と袖を通しても、しっくりこなくて結局着ないのです。10年前に思い切って処分していれば、クローゼットのスペースに余裕ができて毎日の服の出し入れが快適になったのに…と後悔しました。

  • 管理職としての今の自分にあった仕事着のコーディネートをゼロから構築することは、これまでの役割と決別し新しい役割を自覚する「心機一転」効果も期待できます。

  • また、これまで服を買っていた店で売っているものが、もはや今の自分にあっていない場合があります。服を買う場所自体も見直す時です。私は、百貨店の買い物ルートを見直しました。すると、「年長者向け」と思って素通りしていたフロアで、今の自分にあった服との出会いがありました。

 

悩み④:忙しくて洋服の管理にかける時間がない!

解決のヒント④:少数精鋭の仕事着を制服/衣装として管理する

  • まず、仕事着と普段着を明確に線引きすることをお薦めします。服を買うとき、どちらにも使えそうな服は魅力的に映ります。しかし、管理職としては、仕事着は自分の印象をコントロールする武器という観点でシビアに選び、普段着は制約なく自分の好きなものを選ぶとしたほうが、中途半端な服を買うことなく、結果的に無駄がありません。

  • 仕事着は、自分が自信をもって着られる服をそろえます。数は少なくて構いません。同じ服ばかりでは飽きる!と思う方は、「仕事着=制服または衣装」だと割り切ってください。

  • 毎朝迷わずに服が取り出せるように、仕事着は普段着とは別に収納しておきます。クローゼットの右端にまとめてかけておく、という程度でOKです。

  • 仕事着は、すぐに着られるようにコンディションを整えておきます。最近は自宅で洗濯できるうえにノンアイロンでOKの洋服が増えています。特にジャケットの下に着るインナーは、頻繁に洗濯するので手洗いできるものが便利です。ただし、ジャケット、スカート、パンツなど、前面にでて第一印象を左右するものは、手洗いできるものでも「仕上がりのキレイさ」を優先します。私は、ホームクリーニングの腕に自信がないので(過去に失敗多数...)前面にでるアイテムだけは良心的な値段のクリーニングに出し、ベストコンディションで大切に着るようにしています。


Part 3に続く...)


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2016年10月26日

投稿者:

コラム

カテゴリ:

近藤美樹

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Value&Vision の徳田亮と近藤美樹がグローバルリーダー育成、ダイバーシティ&インクルージョン推進、女性リーダー育成、経営コンサルティングなどに関する内容を、エッセイ、分析、対談など、さまざまな形式で綴ってゆきます。

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